アーティスト・ステートメント

 

私の仕事は、存在、在ること、対話をめぐる実践である。私は主として生身の人を前に絵画と素描を制作し、あらかじめ演出された方法ではなく、直接の出会いからイメージが立ち上がるに任せる。固定した構図から始めず、身体、光、注意の関係が、展開する作品の形を決めていく。

 

Bogdan Jensen during a life drawing session in Berlin, depicting the artist himself, the a small part of the life model laying on the ground and other participants of the life drawing session in the background. The foreground shows works of Bogdan Jensen from that session.

 

自閉症者であり、共感覚的な知覚を持つ作家として、私は色、音、形を相互につながるものとして経験する。色は圧力と感情を帯び、リズムは構造を導き、形は幾層にも重なる感覚から現れる。絵画は、この知覚世界を可視のものへ翻訳する方法になる。再現としてではなく、共鳴として。

各セッションは即時的で、二度と繰り返せない。一つの痕跡が直前の痕跡に応答し、私、モデル、現在の瞬間のあいだに即時的な弁証法をつくる。この実践で、モデルは単なる題材ではなく、非直線的な過程を共につくる存在である。身振り、間、光や表情の変化——一筆の真実——という共有された経験を通して、作品は展開する。

移ろう存在の状態——存在が可視になるその瞬間——を捉えるには、写実だけでは不十分だとわかった。これらの作品は、そうでなければ気づかれずに過ぎ去るものに形を与え、その瞬間を留めようとする。イメージと現実そのものの緊張も含めて。時間との競争は、本質と真実を引き出すための道具になった。ときに私自身の美的嗜好を越え、しばしばそれに抗って。この弁証法は、自我、現実、そして生まれようとする作品の境界で起きる。

 

 

 

 

私の実践の中心にあるのは、人間の存在、あるいは不在の脆さである。一点ごとの作品は、一度きりの出会いを記録する、唯一で反復不可能な痕跡となる。消失に抗い、真実が再び重みを持つことを許すための方法として。

 

 


        作品を見る →